週明け13日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続落。前場終値は前営業日比1.35%安の18807.68ポイントだった。中国企業指数は1.14%安の6819.27ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で809億3000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の19000ポイントを割り込んだ。10日発表の2024年12月の米雇用統計が市場予想より強い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方から売りが優勢となった。前週末のNY株式相場は大幅安となったことで、運用リスクをとりにくくなった。
個別では、生活アプリ運営の美団(
03690)が大きく売られ、相場の重荷となった。白物家電の海爾智家(
06690)、スマートフォン部品・受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)、鉄道事業の香港鉄路(
00066)も安い。半面、半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)、オンラインゲームのネットイース(
09999)、石油大手のCNOOC(
00883)が高い。