2025-01-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、ほぼマイナス圏で推移 銀行株・保険株が全面安
週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.45%安の3154.37ポイントだった。深セン成分指数は0.21%安の9775.43ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6534億9200万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で軟調に推移した。指数は前週末に終値で昨年9月27日以来、約3カ月半ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、中国景気の先行き不安などが相場の重しとなった。また、注目された12月の米雇用統計が強い結果となったことで、利下げ期待が後退し、前週末のNY市場が大幅下落したことも嫌気された。セクター別では、保険や銀行が全面安となったほか、コンシューマーエレクトロニクスや電源設備も売られた。半面、バッテリー素材と貴金属全面高。採掘も買われた。
上海B株指数は0.02%安の256.20ポイント、深センB株指数は0.45%安の1173.84ポイントだった。