2024-12-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落で3400ポイント割れ、電子化学品株などに売り
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.59%安の3387.15ポイントだった。深セン成分指数は1.26%安の10536.60ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7947億4100万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で軟調に推移。心理的節目の3400ポイントを割って前場の取引を終えた。前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、本土市場でも売りが広がった。また、中国国家統計局と中国物流採購聯合会が31日発表した2024年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.1となり、市場コンセンサス予想の50.3を下回ったことも嫌気された。セクター別では、電子化学品やバッテリー素材、保険が全面安となったほか、半導体や証券も売られた。半面、ガスや小売り、酒造などが買われた。
上海B株指数は0.46%安の268.77ポイント、深センB株指数は0.14%安の1212.92ポイントだった。