2024-12-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続落、2万ポイント割れ カジノ株に売り
週明け30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.57%安の19976.48ポイントだった。中国企業指数は0.58%安の7262.95ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で696億4000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まったものの、マイナス圏に沈んで次第に下げ幅を拡大。心理的節目の20000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。前週末に米長期金利が上昇し、米株式相場が下落したことで運用リスクを回避する売りが優勢となった。また、中国の国家統計局があす発表する12月の製造業購買担当景気指数(PMI)の結果を見極めたい投資家は、積極的な買いを手控えたもよう。
個別では、火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が大幅に続落。カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)も安い。半面、半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)が6%超高と続伸した。医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)と薬明生物技術(
02269)、スマートフォン大手の小米集団(
01810)、海運大手の東方海外(
00316)も買われた。