2024-12-27 |
中国/業界動向/その他 |
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トランプ次期米政権、中国輸入品の関税率引き上げは平均20ポイント=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、トランプ次期米政権が中国からの輸入品にかける関税率を平均で20ポイント引き上げると予想した。消費財よりも非消費財の引き上げ幅が大きいとの見方を示した。『インフォキャスト』が27日伝えた。
ゴールドマンは、中国から輸入する消費財が米消費財生産高全体の7%を占めると試算。追加関税で2025年の米コア消費者物価指数(CPI)が0.3%押し上げられると予想した。
また、耐久家庭用品、家電、靴、アパレル、コンシューマーエレクトロニクスなど、米国で一部の消費財は中国製品への依存度が高いと指摘。追加関税をすべて消費者に転嫁した場合、これらの中国製製品の末端販売価格は2−10%上昇するとした。