2024-12-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸で3400ポイント回復、軍需関連が全面高
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.29%高の3407.89ポイントだった。深セン成分指数は0.68%高の10746.12ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8902億8200万元だった。
上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、心理的節目の3400ポイントを回復し、上げ幅を拡大した。週末を前に持ち高調整の売りが相場の重しとなったが、中国当局による財政出動などに対する根強い期待が相場を支えた。一方、国家統計局が発表した2024年11月の工業企業(年間売上高2000万元以上の企業)の税引き前利益は前年同月比で7.3%減少したが、減少率は前月から2.7ポイント縮小した。セクター別では、軍需、造船が全面高となったほか、不動産サービスや建材も買われた。半面、銀行や保険が売られた。
上海B株指数は0.99%高の269.68ポイント、深センB株指数は0.43%高の1220.09ポイントだった。