2024-12-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反発、前場後半にプラス圏 電源設備などに買い
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反発。前場終値は前日比0.06%高の3395.41ポイントだった。深セン成分指数は0.77%高の10685.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7624億2400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、もみ合いながら下げ幅を縮小し、前場後半にプラス圏へ浮上。香港や欧米市場がクリスマスで休場となり、市場全体を動かす材料が乏しいなか、年末を前に持ち高調整の売りが重荷となった半面、中国当局による財政出動などに対する根強い期待が下値を支えた。もっとも、心理的節目の3400ポイント付近は上値の重さが目立った。
セクター別では、電源設備、通信設備、コンシューマーエレクトロニクス、電子部品などが高い。半面、前日に高かった銀行と保険が利益確定売りに押されたほか、電力、鉄道・道路、石炭などが売られた。
上海B株指数は0.72%高の267.05ポイント、深センB株指数は0.07%高の1212.87ポイントだった。