2024-12-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、方向感とぼしく、ゲームなどに買い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.16%高の3370.18ポイントだった。深セン成分指数は0.34%高の10640.59ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9308億9300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。相場が約3週間ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となる一方、来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議への政策期待が買いを支えた。週末に米雇用統計が発表されるほか、週明けには中国の物価統計の発表が予定されており、様子見ムードも漂った。
セクター別では、ゲーム、教育が全面高となったほか、文化・メディア、インターネットサービス、ソフトウエア開発が高い。半面、貴金属、食品・飲料、商業・百貨店、採掘などが売られた。
上海B株指数は0.21%高の277.40ポイント、深センB株指数は0.04%高の1223.30ポイント。