2024-12-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:小幅に4日続伸、人民元高が支え エネルギー資源株に買い
4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に4営業日続伸。前場終値は前日比0.08%高の19762.80ポイントだった。中国企業指数は0.38%高の7098.89ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で629億8000万HKドル。
ハンセン指数は反落して始まったが、上げに転じて前場の取引を終えた。前日終値は11月13日以来およそ3週間ぶりの高値だっただけに利益確定売りが先行したものの、人民元相場の上昇に伴い上海総合指数が下げ幅を縮小し、香港市場の地合いが改善。エネルギー資源株が買いを集めて相場を支えた。もっとも、6日発表の米雇用統計を見極めたいとのムードも強く、上値を買い上がる勢いは乏しかった。
個別では、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)が大幅高、石炭株の中国神華能源(
01088)、石油株のペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)、シノペック(
00386)は反発した。半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)も買われた。半面、香港地場株の長江インフラ(
01038)、九龍倉置業地産(
01997)、恒隆地産(
00101)、ハンセン銀行(
00011)が安い。電動工具の創科実業(
00669)は反落した。