2024-12-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、下げ幅縮小も利益確定売りが重し
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.07%安の3376.41ポイントだった。深セン成分指数は0.42%安の10668.97ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆176億1600万元だった。
上海総合指数はもみ合いながら徐々に下げ幅を縮小すると、プラス圏に浮上する場面もあったが、小幅安で前場の取引を終えた。来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が今月開催されるとあって、追加の景気対策への期待は強いものの、指数は前日まで3営業日続伸し、終値で11月14日以来およそ3週間ぶりの高値を付けており、利益を確定する売りが優勢となった。セクター別では、ゲームや文化・メディア、太陽光発電設備などが売られた半面、半導体や汎用設備、小売りなどが買われた。
上海B株指数は0.19%安の278.01ポイント、深センB株指数は0.04%高の1220.48ポイントだった。