4日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日は3営業日続伸し、終値ベースで11月13日以来およそ3週間ぶりの高値を付けただけに、いったん利益を確定する売りが先行。米国で前日発表された雇用指標が予想より強い内容だったことから米長期金利が上昇しており、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めたもよう。
指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.23%安の19700.66ポイントで推移している。個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)とJDドットコム(
09618)や、香港地場株のハンセン銀行(
00011)、新世界発展(
00017)が売られている。半面、中国半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が上昇。