UOBケイ・ヒアンは最新リポートで、中国の生活関連アプリ運営大手、美団(
03690)の目標株価をこれまでの235HKドルから222HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」を維持した。『AAストックス』が3日伝えた。
UOBは美団の2024年7−9月期の利益が安定的に伸びたと評価。売上高が前年同期比22%増となり、UOB予想、市場予想と一致したほか、非国際会計基準(非IFRS)ベースの調整済み純利益(128億元)と純利益率(前年同期比6ポイント上昇)が市場予想を上回ったと指摘した。
美団の25年の先行きも楽観視。海外市場の拡大、中国当局による消費刺激策を理由に挙げた。24年10−12月期と25年通期の売上高はそれぞれ前年同期比19%増、前年比15%増と予想。一方、コスト高や海外での投資の増加を反映し、24年10−12月期と25年通期の調整済み純利益予想を11%、3%下方修正した。
美団の株価は日本時間午後4時29分現在、前日比1.43%安の165.00HKドルで推移している。