2024-12-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、景気対策への期待が支え
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.20%高の3370.74ポイントだった。深セン成分指数は0.33%安の10721.13ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆396億900万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の展開。前引けにかけて上げ幅を広げて終えた。人民元安の進行が警戒されたものの、来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が今月開催されるとあって、追加の景気対策への根強い期待が相場を支えた。中国本土外のオフショア人民元(CNH)が午前に急落し、一時は1米ドル=7.31元を割り込んだが、前引け時点では7.30元付近に戻した。
セクター別では、非金属材料や電子化学品、汎用設備が上昇した半面、バッテリー素材、ゲーム、半導体が下落した。
上海B株指数は0.28%安の278.65ポイント、深センB株指数は0.24%安の1211.94ポイントとともに3営業日ぶりに反落した。