2024-12-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、政策期待などが支え 自動車関連に買い
週明け2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比1.02%高の3360.38ポイントだった。深セン成分指数は1.24%高の10743.60ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1271億5900万元だった。
上海総合指数は序盤に上げ幅を拡大し、その後もプラス圏で堅調に推移した。官民発表の2024年11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がともに市場予想を上回ったことが好感されたほか、来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が今月開催されるとあって、政策期待も相場の支えとなった。セクター別では、自動車と自動車サービスがほぼ全面高となったほか、電機、造船なども買われた。半面、銀行や貴金属、太陽光発電設備の一角が売られた。
上海B株指数は0.72%高の278.78ポイント、深センB株指数は0.33%高の1215.02ポイントだった。