2024-11-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、朝安後に上げ 内需株に買い
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.43%高の3277.82ポイントだった。深セン成分指数は0.07%高の10427.67ポイントと4営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8417億1000万元だった。
上海総合指数は続落して始まったが、朝方に上げに転じた。人民元安の進行が警戒された半面、前日終値は10月18日以来の安値だったとあって、自律反発狙いの買いが入りやすい。内需関連の銘柄が上昇して相場を支えた。中国本土外のオフショア人民元(CNH)は26日朝方に1ドル=7.27元を割り込む場面があったが、前引け時点では7.26元近くまで戻した。
セクター別では不動産サービスが全面高のほか、食品・飲料、酒造、製薬、文化・メディアが買われた。一方、前日高かった電池とガスが下落。バッテリー素材、電機、石油も売られた。
上海B株指数は0.35%高の274.25ポイントと4営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.10%安の1203.96ポイントと4営業日続落した。