2024-11-26 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:安寄り後に一進一退、創科実業などに売り
26日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。トランプ次期米大統領が25日、自身のSNSを通じて中国からのほぼすべての輸入品に対して追加で10%の関税をかけると表明し、オフショア市場で人民元相場が急落したことが嫌気されている。もっとも、米中貿易対立の激化はある程度市場で織り込まれており、指数が2カ月ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感を意識した買いが下値を支えているもよう。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.04%安の19144.18ポイントで推移。個別では、電動工具大手の創科実業(
00669)、スマートフォン大手の小米集団(
01810)、ニット衣料の申洲国際集団(
02313)が大幅安。海運株の東方海外(
00316)や、オンラインゲーム大手のネットイース(
09999)、自動車メーカーのBYD(
01211)なども安い。半面、ネット株の百度(
09888)、アリババ集団(
09988)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)などが買われている。