2024-11-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、人民元安が重荷
26日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。人民元の対米ドル相場の下落を受け、資金流出を警戒する売りが出た。中国本土外のオフショア人民元(CNH)は26日未明に7.24元を上回っていたが、同日寄り付き時点で1ドル=7.27元付近に落ち込んだ。トランプ次期米大統領が25日、中国からのほぼすべての輸入品に対して追加で10%の関税をかけると自身のSNSを通じて表明し、人民元売りが膨らんだもよう。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.20%安の3257.16ポイントで推移。セクター別では、貴金属や公共事業、教育、自動車製造が売られる半面、ガラス、医薬品販売、通信機器が買われている。