2024-11-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、方向感乏しく 軍需関連などに売り
週明け25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.36%安の3255.39ポイントだった。深セン成分指数は0.44%安の10392.78ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9299億5900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前週末終値を挟んだ一進一退の展開。前週末に指数が3%超下げ、心理的節目の3300ポイントを割り込み、約3週間ぶり安値で終えた後とあって、値ごろ感を意識した買いが下値を支えた。一方、米利下げペースの鈍化、米中関係の悪化、中国経済の先行き不安などが引き続き重荷となった。
セクター別では、軍需関連、投資・金融関連、コンシューマーエレクトロニクス、半導体などが安い。半面、バッテリー素材が全面高となったほか、バッテリー、観光・ホテル、アパレル・繊維などが買われた。
上海B株指数は0.35%安の273.86ポイント、深センB株指数は1.47%安の1210.77ポイント。