モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)の投資判断を「オーバーウエート」、目標株価を570HKドルに維持した。同銘柄をセクタートップピックに据え置いた。2024年10−12月期の売上高と営業利益は前年同期比8%、19%それぞれ増加すると予想した。『AAストックス』が14日伝えた。
モルスタはテンセントの10−12月期売り上げについて、ゲーム部門が15%増と加速する一方、マクロ経済の低迷で広告部門は14%増に鈍化し、フィンテックと企業向けサービスは2%増にとどまると予想。7−9月期に比べ、10−12月期の非GAAPベースの営業利益は安定的に推移するほか、粗利益の拡大も続くと見込む。決算発表を終えて自社株買いを再開することが株価を下支えるとした。
テンセントの株価は日本時間午後4時35分現在、前日比変わらずの403.80HKドルで推移している。