2024-11-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、方向感欠く 観光・ホテル株が全面安
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.17ポイント安の3421.80ポイントだった。深セン成分指数は0.65%安の11240.68ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆3349億6100万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きとなった。中国政府による景気対策への期待は強いものの、前日の米株安が嫌気されたほか、米中関係の悪化懸念などが相場の重しとなった。また、15日には小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標が発表されるとあって、様子見ムードも広がった。セクター別では、観光・ホテルが全面安となったほか、製薬やバイオなども売られた。半面、銀行が全面高。文化・メディアや造船も買われた。
上海B株指数は0.55%高の280.23ポイント、深センB株指数は0.45%高の1288.57ポイントだった。