2024-11-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:朝安後に上げ、景気刺激策への期待が支え
5日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いたが、朝方に上げへ転じた。米大統領選の投開票や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて持ち高を整理する売りが先行したものの、心理的節目の3300ポイントが下値のめどとして意識され、買いが優勢となった。前日に中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会の会議が開幕しており、追加の景気刺激策への期待が高い。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.18%高の3316.18ポイントで推移している。セクター別では、不動産や軍需関連、ソフトウエア開発が買われる半面、銀行、公共事業、医薬品販売が売られている。