週明け4日前場の香港市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比0.11%高の20528.12ポイントだった。中国企業指数は0.09%高の7349.37ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で639億2000万HKドル。
ハンセン指数は総じてプラス圏でもみ合ったが、小幅ながらマイナス圏に沈む場面もあった。中国当局による追加の景気刺激策への期待が根強いものの、今週は米大統領選挙や、米連邦公開市場委員会(FOMC)、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会など、国内外の重要インベントがあるだけに、様子見気分が広がっている。
個別では、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、10月の販売実績を発表した自動車株の吉利汽車(
00175)、BYD(
01211)、理想汽車(
02015)、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)などが高い。半面、中国不動産関連の中国海外発展(
00688)、華潤万象生活(
01209)、華潤置地(
01109)、ネット通販大手のJDドットコム(
09618)、製薬の中国生物製薬(
01177)などが売られている。