中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)が出資するインシュアテック企業、水滴公司(ウオータードロップ)が香港への上場を計画しているようだ。水滴公司は2021年5月に米ニューヨーク証券取引所に上場を果たしており、香港はセカンダリー上場となる見通し。『香港01』が10月31日、外電を引用して伝えた。
水滴公司の沈鵬最高経営責任者(CEO)は取材に対し、早ければ2年以内の香港上場に向け、チャンスを探っていると明らかにしている。資料によれば、今年3月末時点でテンセントは水滴公司の株式22.5%を保有し、筆頭株主となっている。
テンセントの株価は日本時間午後0時19分現在、前日比3.41%高の418.40HKドルで推移している。