2024-10-31 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、中国の景況感の改善を好感 様子見気分で上値限定的
31日前場の香港市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.47%高の20476.42ポイントだった。中国企業指数は0.57%高の7328.12ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で833億HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付くと、終始プラス圏でもみ合った。中国の景況感の改善を好感。国家統計局が寄り付きとほぼ同時に発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1となり、市場コンセンサス予想の49.9を上回った。前月比で0.3ポイント上昇し、6カ月ぶりに好不況の分かれ目となる50を超えた。ただ、財新中国製造業PMI、米雇用統計などが週内に発表されるほか、来週には米大統領選挙や、米連邦公開市場委員会(FOMC)、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会の開催を控えており、国内外の重要イベントを前に様子見気分が漂い、上値は限られた。
個別では、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(
00968)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)、本土不動産株の華潤置地(
01109)、スマートフォン大手の小米集団(
01810)などが大幅高。半面、豚肉大手の万洲国際(
00288)、自動車メーカーのBYD(
01211)と吉利汽車(
00175)、医薬品メーカーの石薬集団(
01093)などが売られた。