2024-09-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日続落、様子見ムードが重し 香港不動産株は高い
5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続落。前場終値は前日比0.46%安の17376.86ポイントだった。中国企業指数は0.87%安の6080.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で452億4000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に高くなる場面もあったが、前日終値付近でもみ合った後、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。指数は前日まで3日続落し、終値で8月21日以来2週間ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、米雇用統計の発表を6日に控えて様子見ムードは強く、相場の重しとなった。
個別では、配当の権利落ち日に当たるシノペック(
00386)が5%超下げたほか、ペトロチャイナ(
00857)や信義光能(
00968)、農夫山泉(
09633)の下落も目立った。半面、米国の利下げが追い風となる九龍倉置業地産(
01997)、新鴻基地産(
00016)、恒基兆業地産(
00012)など香港不動産株が買われた。