3日の香港市場でハンセン指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。2日の米国市場が休場だったため、材料難のなか、8月の米ISM製造業景況指数や米雇用統計の発表を週内に控えて様子見気分が漂う。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.40%安の17621.52ポイントで推移。個別では、香港コングロマリットの新世界発展(
00017)が続落。ほかの香港地場系銘柄の長江実業集団(
01113)、新鴻基地産(
00016)、恒基兆業地産(
00012)や、中国乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)、本土不動産デベロッパーの中国海外発展(
00688)なども安い。半面、太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)、生活関連アプリ運営大手の美団(
03690)、スマホ部品・受託製造大手のBYDエレクトロニック(
00285)などが買われている。