30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.81%高の18108.56ポイントだった。中国企業指数は1.96%高の6369.35ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で675億2000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付き、次第に上げ幅を拡大。心理的節目の18000ポイントを取引時間中として7月15日以来およそ1カ月半ぶりに上抜けた。前日のNY市場でダウ平均が反発し、史上最高値を更新したことで投資家心理が強気に傾いたもよう。好業績を発表した銘柄を物色する動きも相場を押し上げた。
個別では、電気自動車の理想汽車(
02015)が9%近く上昇した。新エネルギー車大手のBYD(
01211)と子会社のBYDエレクトロニック(
00285)が大幅高。前日大引け後に2024年6月中間決算を発表した中国人寿保険(
02628)、中銀香港(
02388)、SMIC(
00981)は続伸した。半面、製薬の翰森製薬(
03692)、都市ガスの新奥能源(
02688)、即席麺大手の康師傅控股(
00322)が反落した。