2024-08-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、買い戻し優勢 前日は半年超ぶり安値
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比1.34%高の2860.89ポイントだった。深セン成分指数は2.80%高の8383.06ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5235億4400万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほどなくプラス圏に浮上すると、徐々に上げ幅を拡大した。指数は前日まで3日続落し、終値で2月6日以来、半年超ぶりの安値を連日で更新していた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。また、2024年6月中間決算の発表がピークを迎えており、業績を手掛かりに個別物色の動きも活発だった。セクター別では、保険やコンシューマーエレクトロニクス、ソフトウエア開発、半導体などがほぼ全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、貴金属や銀行の一角が売られた。
上海B株指数は3.03%高の235.51ポイント、深センB株指数は1.99%高の1079.35ポイントだった。