2024-07-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続落、序盤にプラス圏も勢い続かず 銀行株などに売り
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日続落。前場終値は前日比0.19%安の2881.23ポイントだった。深セン成分指数は1.28%高の8583.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3944億3500万元だった。
上海総合指数は序盤に高くなる場面もあったが、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。指数は前日まで4日続落し、約5カ月半ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、中国景気の先行き不安は強く、週末を前に持ち高調整の売りも広がった。セクター別では、銀行や鉄道・道路、太陽光発電設備が売られた半面、造船、バッテリー素材が全面高。中国政府が家電や自動車などの買い替えに3000億元を投入すると発表したことを受け、関連銘柄も買われた。
上海B株指数は0.52%高の232.41ポイント、深センB株指数は0.02%安のB株指数ポイントだった。