26日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。25日発表された4−6月期の米実質国内総生産(GDP)でのコア個人消費支出(PCE)物価指数が前四半期比で減速し、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの見方が強まった。前日のハンセン指数終値はおよそ3カ月ぶりの安値だっただけに、自律反発を狙う買いが入っているもよう。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比1.06%高の17186.06ポイントで推移している。個別では、家電の海爾智家(
06690)、自動車販売の中升集団(
00881)、中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)が高い。半面、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、通信キャリアのネットイース(
09999)が売られている。