2024-07-25 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土大引け:4日続落、2900ポイント割り約5カ月半ぶり安値
25日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続落。終値は前日比0.52%安の2886.74ポイントだった。深セン成分指数は0.22%安の8474.70ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5886億3500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の2900ポイントを下回って寄り付くと、その後もマイナス圏で軟調に推移した。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、前日の米株安が嫌気されたほか、中国景気の先行き不安が相場の重しとなった。指数は終値で今年2月8日以来、約5カ月半ぶり安値を連日で更新した。セクター別では、貴金属や造船、銀行などが売られた半面、自動車サービスが全面高。太陽光発電設備や鉄道・道路も買われた。
A株市場では、金相場の下落を受けて紫金鉱業集団(
601899)が大きく下げたほか、富士康工業互聯網(
601138)やペトロチャイナ(
601857)、東阿阿膠(
000423)などの下落も目立った。半面、晶澳太陽能科技(
002459)や金風科技(
002202)、王府井集団(
600859)、寧波杉杉(
600884)などが買われた。
上海B株指数は0.18%高の231.21ポイント、深センB株指数は0.52%安の1114.63ポイント。