2024-07-25 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続落、米中株安を嫌気 大型ネット株などに売り
25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比1.42%安の17064.97ポイントだった。中国企業指数は1.73%安の6036.17ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で572億HKドル。
ハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付くと、下げ幅を拡大した。前日のNY市場でハイテク株が急落したことを嫌気し、香港市場でも大型ネット株が売られ、指数を押し下げた。中国景気の先行き不安や米中対立の激化といった懸念が引き続き重しとなった。本土市場で上海総合指数が4日続落し、心理的節目の2900ポイントを割り込んだことも地合いを冷やした。
個別では、大型ネット株の美団(
03690)、アリババ集団(
09988)、テンセント(
00700)が大幅安。中堅銀行の招商銀行(
03968)、産金大手の紫金鉱業集団(
02899)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)、石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)なども下げがきつい。半面、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(
00968)、スポーツ用品の李寧(
02331)、医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)などが逆行高を演じた。