2023-06-06 |
香港/業界動向/証券 |
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香港証取の「デュアルカウンターモデル」、21銘柄で取引開始
香港証券取引所を運営する香港証券取引所(
00388)は6日、香港ドルと人民元の2通貨建てによる証券取引制度「香港ドル・人民元デュアルカウンターモデル」を予定通り6月19日から開始し、開始当初は21銘柄が取引を始めると発表した。また、取引開始前テストを17日に実施する。『AAストックス』が6日伝えた。
人民元建て取引カウンターを新設し、19日から取引を始めることが決まっているのは、ハンセン銀行(
00011)、新鴻基地産(
00016)、センスタイム(
00020)、吉利汽車(
00175)、華潤ビール(
00291)、香港証券取引所(
00388)、テンセント(
00700)、CNOOC(
00883)、チャイナ・モバイル(
00941)、レノボグループ(
00992)、快手科技(
01024)、AIAグループ(
01299)、小米集団(
01810)、安踏体育用品(
02020)、李寧(
02331)、中銀香港(
02388)、美団(03960)、京東健康(
06618)、JDドットコム(
09618)、百度(
09888)、アリババ集団(
09988)――の21銘柄。
香港証取は、デュアルカウンターモデルが正式に開始される前に、さらに多くの銘柄を受け入れ、リストに追加する可能性もあると指摘した。また、現時点で、デュアルカウンターマーケットメーカーのライセンスを付与されているのは、中国国際金融(
03908)、CLSA、BOCIセキュリティーズ、国泰君安証券(
02611)、エクリプス・オプションズ、フロー・トレーダーズ香港、IMCアジア・パシフィック、ジェーン・ストリート・アジア・パシフィック、オプティバ ー・トレーディング香港の9社となっている。