2023-05-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:安寄り後に上げ、政策期待が支え
30日の中国本土株式市場で上海総合指数は安く寄り付いたものの、上げに転じた。中国政府による景気刺激策への期待が相場を支えている。一方、人民元安の進行に伴う資金流出が懸念材料。中国人民銀行(中央銀行)が30日に設定した人民元売買の基準値は1米ドル=7.081元と、昨年12月1日以来の元安/ドル高水準だった。
指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.01%高の3221.93ポイントで推移。セクター別では、教育や公共事業、貿易が買われる半面、不動産開発や風力発電設備、建設が売られている。