30日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日のNY市場は休場で手掛かり材料に欠けるものの、指数は前日まで4営業日続落し、昨年11月29日以来、約6カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.37%高の18618.95ポイントで推移している。個別では、アリババ集団(
09988)や美団(
03690)が買われて指数を押し上げているほか、恒隆地産(
00101)やBYD(
01211)も高い。創業者で大株主の謝清海氏と葉維義氏が発行済み株式の最大30%を広発証券(
01776)に売却する交渉を行っていると発表したバリュー・パートナーズ(
00806)が大幅高。半面、中国宏橋(
01378)や創科実業(
00669)が売られている。