2023-05-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、米FRB議長発言を好感 医薬品関連高い
週明け22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比1.30%高の19703.83ポイントだった。中国企業指数は1.58%高の6697.92ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で537億4000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まった後、上げ幅を拡大。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が19日、「政策金利は想定されていたほど上昇する必要がないかもしれない」と述べたことで、米国の利上げ打ち止めに期待する買いが相場を押し上げた。もっとも、相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(前引け時点で19695.80ポイント)を超える水準では上値が重かった。米債務上限問題を巡る米国政府と野党・共和党の協議の進展を見極めたいとの気分も漂った。
個別では、前週末に安かった医薬品関連の薬明生物技術(
02269)、阿里健康(
00241)、翰森製薬(
03692)、中国生物製薬(
01177)、石薬集団(
01093)がそろって買い直された。中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)、不動産開発の龍湖集団(
00960)、火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)も反発した。半面、香港公益株の長江インフラ(
01038)と電能実業(
00006)が安い。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)は続落した。