2023-05-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、中国の景気対策期待や米国の利上げ停止期待で
週明け22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.11%高の3287.09ポイントだった。深セン成分指数は0.12%高の11104.57ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5193億2600万元だった。
上海総合指数はもみ合って始まった後、プラス圏で推移した。前週末の米株安が嫌気されたほか、中国の景気減速に対する警戒感が相場の重しとなったが、中国政府による追加の景気対策などを期待する買いが相場を支えた。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が19日、「政策金利は想定されていたほど上昇する必要がないかもしれない」と述べたことで米利上げ打ち止め期待も高まった。セクター別では、電力、物流、酒造などが買われた半面、ゲーム、教育、不動産サービス・開発などが売られた。
上海B株指数は0.12%安の288.72ポイント、深センB株指数は0.20%高の1174.76ポイント。