2023-03-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売り広がる 保険株が全面安
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.54%安の3268.89ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の11627.84ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6707億2500万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。米連邦準備理事会(FRB)による利上げの打ち止めが近いとの見方が一定の支えとなったが、指数は前日まで3日続伸した後とあって、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、週末を前に利益を確定する動きが強まった。一方、決算などを材料に個別物色の動きが活発だった。セクター別では、保険が全面安となったほか、貴金属や造船などが売られた。半面、電源設備やゲーム、電機が買われた。
上海B株指数は0.24%高の291.39ポイント、深センB株指数は0.06%安の1186.25ポイントだった。