ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)の投資判断を「買い」に据え置き、目標株価をこれまでの434HKドルから447HKドルに引き上げた。2022年通期業績は安定しており、オンライン広告収入がハイライトになったと指摘。サービス構成の改善と持続的なコスト抑制が利益率を押し上げるとの見方を示した。テンセントのオンライン広告部門の回復を評価し、23年純利益は31%増加すると予想した。『AAストックス』が23日伝えた。
ゴールドマンは2023−24年の売り上げ予想をおおむね維持する一方、売上比率の予想を調整。広告とゲーム部門がフィンテック関連の不振をカバーし、2023−24年純利益予想を1−2%上方修正した。
テンセントの株価は日本時間午後4時9分現在、前日比6.85%高の371.00HKドルで推移している。