21日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。世界的な金融システム不安への警戒感が後退し、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。また、指数は前日に2%超下落し、昨年12月7日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.43%高の19098.62ポイントで推移している。個別では、HSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)が買われて指数を押し上げているほか、安踏体育用品(
02020)や舜宇光学科技(
02382)の上昇も目立つ。半面、信義光能(
00968)や康師傅控股(
00322)などが売られている。