2023-01-19 |
中国/業界動向/その他 |
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中国経済、4−6月期から急回復の可能性=IMF副総裁
国際通貨基金(IMF)のギータ・ゴピナート副総裁は18日、中国本土で新型コロナウイルスの防疫規制がほとんど解除された後の感染状況を踏まえ、中国経済が2023年4−6月期から急回復するとの見方を示した。『香港経済日報』がロイター通信を引用して19日伝えた。
ダボス会議に参加しているゴピナート副総裁はロイターの取材に対し、中国の海外との往来の再開がポジティブなシグナルと評価し、中国が世界の活動に復帰する準備を整えたとの見方を示した。また、中国での感染状況を踏まえ、現在の感染率が持続した場合、1−3月以降、中国経済の非常に迅速な回復が期待できるとした。
ロイター通信のまとめによると、2023年の中国国内総生産(GDP)成長率に対するエコノミスト予測の中央値は前年比4.9%増。また、一部のエコノミストは最近、予測を5.5%増に上方修正したという。