2022-12-05 |
香港/投資判断/サービス |
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マカオカジノ株を有望視、トップピックにサンズ・チャイナ=JPモルガン
JPモルガンは最新リポートで、マカオカジノ株について、2022年11月の株価が57%上昇し、同期間のハンセン指数(26%上昇)をアウトパフォームしたと指摘した。また、カジノ株の年初来上昇率が4%だったのに対し、ハンセン指数は20%の下落だったことに触れ、カジノ業界が低迷するなかで株価パフォーマンスは良かったとの見方を示した。23年も引き続きカジノ株を有望視。カジノ経営ライセンスを巡る不確実性が解消しており、業界の先行きがより明確になったことに加え、需要の増加、過去2年間に比べ市場環境が改善することを理由に挙げた。『AAストックス』が5日伝えた。
JPモルガンは、基本シナリオと楽観シナリオでカジノ株がそれぞれ30%、100%の上昇余地があり、現時点での買いも遅くはないとした。トップピックにサンズ・チャイナ(
01928)を選定し、次はウィン・マカオ(
01128)、MGMチャイナ(
02282)、銀河娯楽(
00027)、メルコ・インターナショナル(
00200)、澳門博彩控股(
00880)の順に選好するとした。各銘柄の最新レーティングは次の通り。
※銘柄名、投資判断、目標株価(HKドル)
■銀河娯楽(
00027)、オーバーウエート、56→60
■メルコ・インターナショナル(
00200)、中立、7→7.3
■MGMチャイナ(
02282)、オーバーウエート、5.7→7.5
■サンズ・チャイナ(
01928)、オーバーウエート、24→30
■澳門博彩控股(
00880)、中立、3.5→4.2
■ウィン・マカオ(
01128)、オーバーウエート、7→8.5