2022-09-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、買い戻し入るも連休前に持ち高調整の売り
30日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。指数は前日に5月10日以来、約4カ月半ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がる半面、あすから始まる国慶節連休を前に持ち高を調整する売りが相場の重しとなっている。寄り付きと同時に発表された2022年9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1と、市場コンセンサス予想(49.6)を上回った。前月比0.7ポイント上昇し、3カ月ぶりに50を超えた。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.25%高の3048.69ポイントで推移している。セクター別では、不動産開発や保険、不動産サービスが買われる半面、ガス、風力発電設備、太陽光発電設備などが売られている。