2022-09-28 |
香港/投資判断/製紙・パルプ |
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玖龍紙業の目標株価を引き下げ=シティ
シティグループは最新リポートで、アジア最大の段ボール原紙メーカー、玖龍紙業(
02689)の目標株価をこれまでの7.6HKドルから5.8HKドルに引き下げた。2022年6月本決算の業績は予想通りだったと指摘。短期的には困難な状況が避けられないとして、2023−24年6月通期業績予想をそれぞれ78%、45%下方修正した。投資判断は「中立」に据え置いた。
業績予想を大幅に引き下げた理由として、7−10月の一部生産施設の稼働停止を挙げた。これにより22年7−12月期は稼働率が採算ラインを下回り、赤字に転落する可能性があるとの見方を示した。ただ、中国本土で23年初めに新型コロナウイルスの防疫措置が緩和された場合、23年1−6月期は黒字を計上し、22年7−12月期の損失をカバーできるとした。
玖龍紙業の株価は日本時間午後3時51分現在、前日比12.95%安の5.04HKドルで推移している。