2022-09-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、ゲーム株やインターネットサービス株に売り
週明け19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4営業日続落。前場終値は前営業日比0.16%安の3121.46ポイントだった。深セン成分指数は0.26%安の11232.48ポイントと4営業日続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4358億4000万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前週末終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。欧米の金融引き締め強化に伴う世界景気の減速懸念がくすぶる上、人民元の対米ドル相場が下落基調を強めたことで中国本土からの資金流出を警戒する売りが出たもよう。もっとも、心理的節目の3100ポイントに迫る水準では下げ渋った。前週末は3日続落して終値が5月26日以来3カ月半ぶりの安値だっただけに、自律反発を見込む買いが一定の下支えとなった。
セクター別では、ゲームやインターネットサービス、ソフトウエア開発、繊維・アパレルが下落。半面、自動車、観光、酒造が上昇した。
上海B株指数は0.46%安の308.24ポイント、深センB株指数は0.01%安の1185.30ポイントとともに4営業日続落した。