2022-09-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、エネルギー株に売り 中国経済指標受け下げ幅縮小
16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.42%安の18850.13ポイントだった。中国企業指数は0.60%安の6470.02ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で449億9000万HKドル。
ハンセン指数は前日比1%超安で寄り付いた。米国の金融引き締めが加速するとの観測から15日のNY市場で米長期金利が上昇し、主要3株価指数がそろって反落した流れを引き継いだ。ただ、中国国家統計局が午前に発表した8月の主要経済指標が市場予想より強い内容だったことで、ハンセン指数は下げ幅を縮小して前場の取引を終えた。
個別ではエネルギー資源株の下落が目立ち、ペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)、中国神華能源(
01088)が売られた。医薬品関連の阿里健康(
00241)と薬明生物技術(
02269)、不動産開発の碧桂園(
02007)と龍湖集団(
00960)も安い。大型ネット株の百度(
09888)は続落した。半面、前日売られたカジノ運営の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)、電動工具メーカーの創科実業(
00669)が上昇。食品・飲料株の中国蒙牛乳業(
02319)とバドワイザーAPAC(
01876)、半導体株のSMIC(
00981)は続伸した。