2022-08-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、前引け間際にプラス圏 自動車株ほぼ全面高
週明け1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.16%高の3258.46ポイントだった。深セン成分指数は1.11%高の12402.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6403億9600万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移が目立ったが、前引け間際にプラス圏に浮上した。前日に発表された7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想に反して前月から低下し、景況感の分かれ目となる50を2カ月ぶりに割り込んだことが嫌気されたが、中国工業情報化部などが工業分野の二酸化炭素排出ピークアウトに向けた実施プランを公表し、再生資源の循環利用の強化などが盛り込まれたことから、恩恵が期待されるセクターなどに買いが広がった。セクター別では、バッテリー素材と自動車がほぼ全面高となったほか、バッテリー、電子化学品も買われた。半面、不動産サービスや不動産開発、風力発電設備が売られた。
上海B株指数は0.04%高の306.36ポイント、深センB株指数は1.06%高の1269.27ポイントだった。