2022-06-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落で3300ポイント割れ、ソフトウエア・ゲーム関連安い
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.33%安の3295.95ポイントだった。深セン成分指数は0.44%安の12369.73ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5915億9500万元だった。
上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、前引けにかけて下げ幅を拡大した。前日の米株高が好感されたほか、中国当局の経済対策や産業支援に対する期待が相場を支えたものの、指数は約3カ月ぶり高値水準とあって、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、利益確定の売りが相場の重しとなった。指数は心理的節目の3300ポイントを下回って前場の取引を終えた。セクター別では、ソフトウエア開発、ゲーム、半導体などが売られた半面、太陽光発電設備や自動車、バッテリーなどが買われた。
上海B株指数は0.33%安の302.44ポイント、深センB株指数は0.30%高の1171.49ポイントだった。