2022-05-31 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】神経質な展開か、利益確定売りと中国景気回復期待が交錯
31日の香港市場は、神経質な展開か。ハンセン指数は週末27日と週明け30日の連騰で1000ポイント超上昇しただけに、いったん利益を確定する売りが出やすい状況。半面、中国の景気持ち直しに期待する買いが相場を支える展開がありそうだ。ハンセン指数が前日に上抜けた50日移動平均(20884.71ポイント)が下値抵抗線として意識されるだろう。上海市での新型コロナウイルスの新規感染者数が減少するなか、あすから都市封鎖(ロックダウン)が事実上、解除される見通しだ。
30日の米株式市場はメモリアルデーの祝日で休場だったが、アジア時間きょうのダウ平均先物の上昇が買い安心感につながると予想する。なお、中国の国家統計局がきょう午前、5月の製造業と非製造業の購買担当者景気指数(PMI)を発表する。