2022-05-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、一時3100ポイント割れも前引け間際に上げ幅拡大
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.65%高の3127.81ポイントだった。深セン成分指数は0.90%高の11242.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5176億5500万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きとなった。指数は一時、心理的節目の3100ポイントを割る場面もあったものの、再びプラス圏に浮上すると、前引け間際に上げ幅を拡大した。前日の米株高が好感されたほか、中国の李克強首相が25日、国務院(内閣に相当)常務会議で決めた6分野33項目の景気安定政策について、全ての実施細則を5月末までに打ち出すよう求めたことが投資家心理を強気に傾けたものの、景気減速懸念などが相場の重しとなった。セクター別では、軍需、造船、建設などが買われた半面、バイオ、半導体、医療サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.36%高の303.40ポイント、深センB株指数は0.41%高の1092.08ポイントだった。